先日、Scyeの直営店「Scye Mercantile」でブレザーのオーダー会を開催しているというニュースをWEBで発見。青森から帰った翌日、最終日にギリギリお伺いした。
昨年はライダースのオーダー会で世界でひとつのマイScyeライダースを作っていただいたのだが、これが一生モノ！
引越し前のブログだったので、その時のレポート記事が消えてしまいました、、、
今回はScye定番の3ボタンシングルブレザーのオーダー会。渋カジの洗礼を受けた世代としてはブレザーは大好きアイテムで、いまでも3着所有している。うち1着はScyeのもので、Districtが別注したダブルブレザー。
これがよいのである。
しなやかな素材。優れたパターンで着た際に重さを感じない。オーセンティックなデザインは時代を選ばない。
ただ、ダブルは気軽にデイリーユースに、という感じではなく、さらに別ブランド（BLACK FLEECE）のブレザーはシングルながら素材が麻とフラノなので、着るシーズンを選ぶ。
ということもあり、3シーズン気軽に着れるシングルブレザーが欲しいなと思っていたところだったのだ。グッドタイミング。
ぼくは洋服は好きだが、オーダーするようなタイプではない。だから、オーダー会というのは緊張する。深呼吸してショップの扉を開けた。
二度目ということもあり、スタッフさんが覚えていただいていたので少し緊張もほぐれる。さらに前回の経験もあり、冷静にオーダーできたような気がする。
生地は国産ヴィンテージウール（書いていいのかわからないから書かないけど面白い生地！）か、英国製ウールから選択。さらに裏地、ステッチカラー、ボタンを選ぶ。これがまた悩ましい。あたまの中で一生懸命にイメージして、決断する。
そしてベースとなるモデルから袖丈、着丈を調整。このオーダー会のために作られたというブレザーはなんと6サイズ！既製品では肩幅で合わせると着丈が合わない、袖丈や着丈はピッタリだけど胸がキツいといった場合もあると思うけど、オーダー会なら自分の体型に合わせて調節可能。あとは体型が変わらないように努力すべし。
今回オーダーしたブレザーの完成は二ヶ月後。とても、とても楽しみ。
既製品には既製品のよさがあるように、オーダーにはオーダーのよさがある。手間もかかるし価格は既製品よりは張るかもしれないけれど、一生モノこそオーダーすると、愛着を持って長く着ることができる気がする。
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