原料を仕入れて、加工して高く売る。これが商売の原則だ。
あるいは、その商品を売るために仲介をするというビジネスもある。まあ、ここから派生するビジネスもあるのだが、だいたいこれの収斂する。
現場を離れてから、だいぶ経つ。その間に担当者は若返り、同年代はほぼ引退。そういうわけでいま届く郵便物のほとんどがM&Aの封書ばかり。
要するに会社を売りませんか、というやつ。
不動産の仲介は売り手と買い手から3%づつの6%が手数料で、M&Aもだいたいそんなもん。
中小企業とはいえ時価総額は数億から数十億、なかには数百億になるものもある。
我々の仕事仲間のヘアメークやカメラマンたちが、二言目に「有事になると我々の仕事なんていの一番に切られる」なんていうけれど、それは我々だけではないよね。
呉越同舟です。