BLOG - 猿渡大輔(グラフィックデザイナー)

現代のリーチ先生

 

ひそかに勝手に、現代におけるリーチ先生みたいな存在だと思っているルーカスさん。両親ともほぼ同い年なので自分にとっては優しい親父さん的なところもありますが、いつも何かしら新しい視点をくれる先生です。そんなルーカス先生と、彼が長らく運営している『PAPERSKY』ウェブ版の記事のために房総にショートトリップしたのが昨年晩秋でした。

 

『PAPERSKY』が紹介する海外の国々の記事はどこか角度が独特で引き込まれるものばかりだったけど、コロナ禍に入ってからは国内の特集をするようになって、それがまたちょっと視座が違うというか、ちょっとハッとさせられるところが多々あります。ルーカスさんももう日本に来てから長いけど(自分が生まれた頃には来てる)、いろいろなことを知ってるし、普通ならスルーするかもしれないところに良さを見出す感覚が鋭いんだろうなと思います。
最近ルーカスさんは東京のほかに新たに拠点を設けてデュアルライフを始めていますが、その町の説明をするときに序盤で「古事記にも出てくる場所だから」と言う、それが印象的でした。たしかに古事記の名場面のひとつで舞台になる場所だし、地名もその伝説に由来すると言われるところなんですが、走水とかに住む人も果たしてそういうこと言うのかな?という気持ちと、自分の地元は八幡太郎義家か太田道灌かあたりからしか歴史に登場しないなあという気持ちと、いろいろあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに房総のときの記事はこちらです。
裏の方々ふくめおだやかな皆さまとの集まりでした。

 

 

アクアラインで行ったけど、ヤマトタケルの感じで行くなら東京湾フェリーで千葉に上陸してもよかったな

 

 

 

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