あまり格闘技に関心は高くない。それでもボクシングの井上選手や昨日行われた那須川天心選手などの名前は知っている。そのボクシングは幸いながらamazonプライムの会員なので、録画されているものを視聴できたが、昨日のそれはペイパービューらしいので観なかった。今日のYahoo!ニュースで結果を知ったという割と多いタイプの一人である。
先週、日本の物価の話を書いたが、こうしたプログラムの視聴方法もずいぶんと変わってきているなと昭和世代は遠い目をしてしまうのである。企業が元気で、国民の消費が猛烈な頃は、企業CM料で地上波放送ができていた。動画配信サービス以降、DAZNやこうしたペイパービューといった試聴のために金を払う仕組みが珍しくなくなった。
昔日本にはお茶の間というものがあり、全世代に通じるヒット曲やドラマ、スポーツがあった。いまはそれが個々人でまったく違う嗜好になっている。いい悪いでは片付けられないが、ずっと言われて続けていたそれがますますスピードアップしているなという印象を受ける。
今年のワールドカップ予選もアウェー戦は、地上波では見られなかった。もう本大会も無料で観られなくなる日が近いかもしれない。
