2019年3月の海外出張は、パリ→イスタンブール→ロンドン→ニューヨーク→ロサンゼルス。
この時の出張もメンズコレクションのタイミングをスキップして、パリレディースのタイミングを見計らって計画しました。
逆境から生まれるもの、に期待して飛び立ちました。
その道中で見つけたものを集めて「WORLD BAZAAR」というイベントを7/20より開催します。
パリからロサンゼルスまでの道のりを少しご紹介させていただきます。
今回は前編。
出国。
トルコリラに換金できず…不安な出足。でもそのぐらいの方がツキが回ってきそう。
レディースでは有名な展示会。メンズ視点でレディースブランドを漁ります。
なかなかの掘り出し物がザクザクと、、、
LEの考え方に近いソックスとも出会う。もうそろそろ入荷してきます。詳しくはまた。
パリのド定番クリニャンクールの蚤の市は、今でも欠かさず訪問します。年々出会いが少なくなっているのも事実ですが、ゼロになった訳ではないので少しの可能性に掛けて向かいます。非効率から起きる奇跡を信じて。
アフリカのビンテージ生地は、コットン製で非常に状態も良いです。買い付け時、Instagramに投稿した際に問い合わせが殺到した人気生地。
MADE IN PARIS。こちらのアトリエからスーザンの手により生み出される至高のコート。
この味わいは、あえて作ろうと思っても作れない。
ブランドショールーム巡り。建造物も凄すぎて気が散ってしまいがち。
sacaiのポップアップストアのオープニングイベントへ。たまにはファッションの中心に身を置いてみたり。
LE YUCCA’Sの新作。完全なる一枚革のワンピーススリッポン。製法は驚愕です。今度また改めてご紹介します。
BERNARD ZINSにL’ECHOPPE完全別注を依頼してきました。とんでもないオーダー内容なのに、潔く引き受けてくれたZINSの懐の深さには正直驚きました。
パリで最もホットなエリアへ。人が人を呼び、地域の再生が始まっている。L’ECHOPPEとしても見習っていきたいところ。
大好きなお店「BEIGE」。
パリでアメリカのビンテージをここまで揃えているお店は見たことない。散々見てきたアイテムなのに、なんで飽きないんだろ?むしろまだまだ欲しいものがたくさんある。欲求が止まらなくて苦しい….
購入したばかりのジージャンに、50年代のミシンで刺繍をしてもらいました。これで完璧に自分のものになりました。
ひと息ついたところでイスタンブールへ向かいます。
飛んでイスタンブール。
アジアとヨーロッパが交差する街。様々な文化が入り混じり共存している。これほどまでにエキサイティングな街はなかなかないと思う。
どこまでも続いていく大規模なバザール。熱気と興奮に包まれて、買い付けのテンションも上がっていく。しかしそうそう良いものは見つからない。
趣味の悪いアクセサリーがメイン。
やっとこさ掘り出したリングにニンマリ。無数の中から選び出した自信の一品。
ちょっとダサめな時計のようなリング。925シルバーとブラスのコンビ。石はオニキス。
名物のサバサンド。
世界三大料理のトルコ料理は、アラブ、ギリシア、東ヨーロッパの食文化を広く取り入れているという。どこに行っても安くて美味しい。
日本にはまだ入って来ていないような織物もたくさん見つけてきました。
こちらも今度またご紹介させていただきますが、トルコの伝統的なシューズのアトリエにお邪魔してきました。こちらも近々入荷しますのでお楽しみに。
イスタンブールから離れ、地方都市のバザールへ。トルコらしさを感じたいなら間違いなくこちら。
道端で見つけたシャルワールパンツのテーラー。シャルワールパンツとは、サルエルパンツの裾がキュッと締まった形状のもの。元々はイスラム文化圏の民族衣装。
ごっそり買ってきました。近々イベント開催します。
おじいさん達も愛嬌があってとにかくカワイイ。
開拓精神を持って、全身全霊で挑んだイスタンブール。心地よい疲労感の中、これから先の買い付けのイメージを膨らませつつロンドンへ向かいます。
■L’ECHOPPE
■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3
■電話 03-5413-4714
■営業時間 11:00~20:00
■定休日 なし