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BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

Scye SPECSとO.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.の新作アイウェア。

とても好きな2つのブランド「Scye」と「Old Joe」。私は両ブランドの服を着ていることが多いです!

それぞれコラボレーションしたアイウェアブランドの新作が仕上がってきましたのでご紹介します。一部はまだサンプルのみで近日入荷になります。

まずは「Scye」と一緒に企画・デザインしている「Scye SPECS」。今回は3モデルをリリースします。

このモデル名は「OFFICER」。195060年代くらいに米軍で支給されていたメガネをベースにデザインしましたが、カラーリングは当時存在しなかったコンビネーションを取り入れました。ナードさがありながら、格好良く仕上がったと思います。

このモデル名は「MALIK」。メガネとペンを最も大切な道具と考えて黒人の解放運動の急進的指導者であったマルコムXのミドルネームから命名しました。マルコムXが掛けていたタイプよりも細身でモダナイズされたイメージに仕上げました。

下のモデルは「HEX-BAR」。BARタイプのハイブリッジ仕様は1930年代に存在したディテールですが、このようなHEXAGON(五角形)と組み合わされた仕様は当時は存在しなかったものの、この2つを合わせると間違いなく格好良くなることは分かっていたので、デザインしました。

続いて、ご紹介するのは「Old Joe」と一緒に企画・デザインしている「O.J. GLOBE SPECS OPTICAL Co.」。今回はメタル枠2型とプラスチック枠3型をリリースします。カルチュラルなイメージのデザインが中心となったため、今回のものはすべて文学者をイメージしてモデル名もそこから取りました。

最初は「PARKER」。前回リリースした「PAPA」よりも一回りサイズアップして掛けやすくしました。テンプル出だしの部分に細身のプラスチックカバーを着けてアクセントとしました。一山式のようなブリッジを採用しています。

このモデルは「MONK」。石川の名店「Phaeton」のオーナーである坂矢さんから「スクエア型のメガネが欲しい!」というリクエストを受けていて、その宿題の答えとしてデザインしたモデル。私がメガネ業界に新人として入った1980年代、非常に美しい「ディオール」のメタル眼鏡があったのですが、そこからインスピレーションを受けています。「PARKER」同様にプラスチックのテンプルカバーを装着。

※撮影時に1色欠品していましたが、もう1色あります

※撮影時に欠品していましたが、もう1色あります

このモデルは「FITZGERALD」。1920年代くらいにメタルのアンティークメガネに存在したハイブリッジをアセテートプラスチックで表現しました。新しく登場した高密度アセテートと言う硬質なプラスチックが登場したおかげで実現したデザインです。

このモデルは「SALINGER」。パントゥ型のスタイルを、やはり高密度アセテートを採用することにより、一般的なボストン型眼鏡よりもかなり細身に仕上げることができました。

最後は「MELVILLE」。同様にラウンドスタイルを高密度アセテートによって細身でスマートに仕上げてデザインしました。

今日着ているこの服、実は上のジャケットはビンテージの「BIG MAC」のワークウェアで、下は「Old Joe」の新作です。なのでよーく見るとジャケットのヒッコリーは僅かに紺色ストライプが色褪せているんです。こんな風に古着と最新の服を合わせたコーディネートも楽しいですよね!

新作のコラボアイウェアは既に一部入荷しており、今後続々と店頭に並びますのでぜひ見に来て下さい! もちろん「Scye」と「Old Joe」のお店をはじめ、全国の取扱店でも販売されます!

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