サンフランシスコ・ベイエリアで活動するインディー出版レーベルNIGHTED LIFEから届いた新書が10冊ほど入荷しました。
月ごとにテーマを設けて、マガジン形式で連載される”NIGHTED LIFE”
女性プロレスリングイベントに絞ってまとめられた”Shimmer”など、なかなかマニアックなラインナップ。
とは言え、フィルム写真家の作品集のみを出版しているこのレーベル、内容以上に写真、プリントも当然ながらハイクオリティ、本の形や紙の質も作品に合わせて選ばれているのか個性豊かで、さまざまな角度から楽しむことができます。
そんな中でもひときわ気になる一冊が
Troy Holden “PEOPLE ARE STILL STRANGE”
サンフランシスコの街中で起きる日常や決定的瞬間を鮮やかにまとめられています。
サンフランシスコならではの人々、もはやヤラセ感すら感じさせる写真にページをめくるたび引き込まれていきます、、、
また何といってもこの作品集の見どころは見開き2ページが”セット”になっているところで別のタイミングで撮られた人々を何かのテーマで結び付け、2ページ1枚のセットとして構成されています。
作者のいろんな感情が伝わってきてページ毎に愛着が湧いてしまう、、、
ユーモアあふれ過ぎて悪意すら感じさせるこの仕上がりたまりませんね。
彼の今後の作品からも目が離せません。
staff haruchika