先日のdoubletのショー。きっとみなさんもそうだったかと思いますが、度肝を抜かれました。詳細なレポートは色々なところにすでにアップされているので、そちらを見ていただくとして。
デザイナーの井野さんがつくっているものは服であり服ではないんだなと感じました。世の中を見渡して、ごく個人的に気になったこと、感じたことをそのまま服に落とし込む。言葉にするとそういうことになりますが、決して簡単なことではないと思います。
自分も多様性が大事だみたいなことは常々思っているつもりでしたが、このショーを見て自分のそれは本当に芯があるものなのだろうか、と考えさせられました。
反骨心と博愛精神がないまぜになった井野さんの作り出す世界は、狭いファッション業界だけに止まらず、広い世界のひとに見て、感じて、語ってもらいたいなと思いました。それぐらいスケールの大きなショーでした。
これだけの感想を書くのに随分と日数を要しました。。