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BLOG - 渋井勇一(RASSLIN'&CO.代表 / Mountain Martial Artsディレクター)

ウィンドシェルは、奥深い。(PERTEX® EQUILIBRIUM)

山行や寒い時期のランニングに重宝するのが、ウィンドシェル。

便利なプロダクトだからか、ウィンドシェルは意外と激戦区で、大手メーカーの低価格のモノから本格山岳ブランドのこだわり系まで百花繚乱。

それでも「これだ!」というものには出会えなかった。だったら作るしかない。

ということで、MOUNTAIN MARTIAL ARTSで初めてウインドシェルを作ったのが2016年。全面プリントのタイプだった。

その後も

M65型。
コーチジャケット型。
杢系素材。
アノラック型。

ありとあらゆるアイデアを盛り込んで作ってきた。何が有効で何が有効ではないのかを取捨選択する。カンブリア紀ではないが、トライ&エラーこそプロダクトを進化させる。

その甲斐があってか、今季のウィンドシェルは限りなく完成に近づいた。

ウィンドシェルに必要とされるのは、携帯性。そのためには軽量でコンパクトである必要がある。加えて防風性、透湿性など、アクティビティ時に着用する際に必要な機能を備えていればベスト。

そのすべてを満たしてくれるのが「PERTEX® EQUILIBRIUM」。着てみると実感するが、生地自体が軽量なだけではなく、弱ストレッチ性と二重構造による凹凸で肌離れがよく、非常に快適。これまで使ってきた素材とは別次元。

そしてディティール。

被って着用するタイプのアノラックは山のカルチャーを感じる形。スマホサイズの腹部のポケットに丸めて突っ込めばパッカブルとなる。

左右のハンドウォームポケットもつけた。手を温めるほか、グローブをさっと入れられるなど、ポケットがあるとやっぱり便利。多少重くなるが、快適性を重視した。

袖はマジックテープで調整可能。裾はドローコードで締めることができる。袖も裾もゴムタイプのものもあるが、窮屈感があって苦手。マジックテープなら緩めることでベンチレーション効果もある。

両胸はファスナーで縦に開閉する。最近主流となりつつある、ザックの上から羽織るスタイルに対応している。また、ベンチレーションとしても機能する。

なにより、PERTEX®の素材感とアノラックという形は、まるで普段着。スーツに合わせても違和感がないというのは言い過ぎではないと思う。

「山と街をシームレスに」という言葉をここ数年よく目にする。でも機能面で満足できなかったり、街で着るには残念なデザインであるものも少なくない。

MOUNTAIN MARTIAL ARTSは本気でそこを目指している。ぼくは普段も着るし、山行やトレイルランニング、普段の街ランにも活用するだろう。

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