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今年の春くらいから、膝が痛む。

ランニングを始めてから11年くらい経つが、大きな故障といえば、走り始めた頃に半月板を痛めたくらい。もともとタイムを縮めるためにハードな練習をするタイプではなく、いつでも50kのトレイルランに対応&夏山登山の体力作り&健康管理が目的のランニングなので、過度に負荷をかけているわけではない。

老化だな。

そればかりは仕方がない。ランニングの回数を減らしたり、二週間くらいノーランにしたのだが痛みはなかなか完全にとれない。走れないほどではないが、走ると翌日は歩くのがツラい感じ。

暑くなってきたタイミングで、ふと、

「サンダルで走ってみよう」

と思いつく。

以前は夏はルナサンダルで走っていたのだが、昨夏はコロナ禍でろくに走っていなかったので、すっかりサンダルランのことを忘れていた。

もともと人間は裸足で生活していた。そのナチュラルな感覚に近い状態こそ、人間本来の身体の動きであり、故障も防げる、的なコンセプトだった気がする。これ以上ないくらいの薄底。

そして、久しぶりにサンダルランしてみたところ、、、

痛い!

鼻緒が痛い。足裏が痛い。擦れて痛い。数カ所水膨れができて痛い。

さらにクッション性ゼロというのが地味に堪える。普段、シューズというプロダクトが如何に人類に恩恵を与えてくれているかを実感する。シューズは偉大なる存在である。

ラフに走ると冗談抜きにケガをしそうなので、ストライドも小さめにして、着地点と足の角度を常に意識する。ヒールストライクは禁物。フォアフットよりミッドフット。普段は走りながら仕事のことを考えたりもするが、サンダルの時はひたすら走りに集中する。

それから一ヶ月とちょっと。

なんとなく身体がサンダルの走り方を思い出してきたのか、各所の痛みはなくなってきた。ただロードばかり走っていると(いま体重も重いので)怪我のリスクがありそうで、近所の公園を周回するなど、コースのバリエーションを増やしてみた。やはりサンダルは土の上がベストマッチ。結果的に遊びの幅が広がった。

さらに、普段歩く時も心なしか骨盤に重心が乗るようになった気がする。

そうしたら、

膝の痛みが治まってきた。

ホントに。

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