フイナムでGORDON MILLERのシートカバー関係 ご紹介いただきました。
変なきっかけで始まった今回の件でしたがありがとうございます!
リアルにGORDON MILLERのカーインテリア関係を使ってくださっている方々のお話が改めて聞けているのでよかったです。ファッションやライフスタイルに明るい方が家具やアクセサリーについて語るように車用品について語ってくれる、語れるものがある世界にちょっとなってきたかな、と感じるようになりました。
こちらで商品について詳しくご覧いただけます。
タイトルは、某クルマのサブスクのCMで聞こえた台詞(一言一句ズバじゃないかも)。
車を買うのって面倒、時間もないから車屋さんに行くのも大変、その点、サブスクは楽でいいよね、という内容。大手さんがやられているサービスだから当然マーケットリサーチもごりごりにやってのこのCMだと思いますし、こういうニーズや考え方がそれなりに多数なんだろうなとは容易に察しがつきます。
まあ、車、高いし、選ぶのも大変だし買っちゃったら容易に取っ替え引っ替えできないし、保険やら税金やら面倒だし、というのは正直同感な部分もあります。そりゃ、だるい人にはだるいよなあと。仕事とかで必要でしぶしぶ車を持たなきゃいけない人もいるでしょうし。
という意味でサブスクするも大いにありと思ってます。
(サブスクださいとかいう人はF○CK プ○ウス みたいなステッカーを自分の格好いい車の後ろに貼って走るような人だと思うので、そういう精神性は自分ともGORDON MILLERとも異なります)
洋服もいまレンタルとかサブスクとか普通にあって、たぶん同じように服屋に行くのが面倒臭い、選ぶのが億劫、というニーズに合ってるのです。
けど、おそらくフイナム読者の方々の多くは服選ぶのだるい誰か決めて適当に送って〜とかお店で買うの面倒だから行かないで済めばいいな〜とかお思いではないですよね。疑うまでもなくですかね。
あれこれ選ぶのが楽しい、お店に足を運んで買うことに充足感がある、自分の好きなものを選びたい、の感覚がありますもんね。
車についても服と同じように楽しむ人は買う面倒やお店で選ぶ時間と手間を喜んで受け入れるでしょうし、そのほうが楽しいかもよ、と伝えたい気持ちはやまやま。でもまあニーズはそれぞれ、サブスクがいい人もカーシェアがいい人もいて当然。それでも豊かなカーライフを送ることはできます。
なのにあのCMだけ何かもやっとするのはたぶん、車買うのを面倒くさがる役にファッションやスタイルについて一家言ありそうな方々がキャスティングされてるからなんだと思います。車選びもきっとじっくりこだわるでしょう、って方々に言わせてる違和感なんだと思います。ただの個人的なイメージかもしれないですけどね
服好きな人がインテリアにこだわるのはなんとなく地続きっぽいのに、服好きな人と車の間には断絶があるという、俺おしゃれだけど車はダルいよ、的な断絶があるという、そういうことを暗に示しているのかな
GORDON MILLERを知ったことでもっと車ってこだわりようとか楽しみ方があるんだなと知った、という話をあるイベントに出たときにしていただいたことがあります。
車を買う、持つことが役所手続きのようにただの必要な手間、通過儀礼のようになっていて実はそこに楽しみやこだわりの入る余地があるということがまだ世で発見されていない。感があるのがやっててわかったことなので、面倒でしかないと思える車のあれこれに対する気持ちを少しでも変えていくのはこのブランドのミッションのひとつなんだろうなと思います。