いよいよ明日7/28(火)に「L’ECHOPPE渋谷店」がMIYASHITA PARKにオープンします。
コンセプトはベーシックです。
実はこのベーシックというのは、L’ECHOPPEが今まで抱えていた一番の問題点であり、悩みの一つでもありました。
今までお惣菜みたいな洋服にこだわって、新しい商品を沢山用意してきましたが、ふと気がつくと、どこのお店も新しいものばかりで、お惣菜みたいなものが世の中に溢れかえっていました。
それで最近は別注にしても比較的ベーシック寄りにしていたのです。LEの展開もそうですね。
そうして美味しいご飯を揃える必要性を感じていた所、お客様からもベーシックなアイテムの再販希望をいただく事が多くなり、身内からも同様の声が上がって来るようになりました。
やはりいつでも買えるベーシックアイテムと、過去の別注などの再販は必要不可欠と捉え始めていました。
けれども今のお店のキャパシティーでは実現は不可能。
解決方法は二つ。
お店を広げるか、もう一店舗作るかでしたが、運良く新店舗の話が舞い込んできました。
しかも徒歩圏内(少し距離はあるけど)だったので、二つで一つのL’ECHOPPEを作ることを考えました。
簡単に言ってしまうと、青山は新しい価値のものを、渋谷はベーシックやアーカイブなものを用意していきます。完全に切り分けて構成する事でニコイチを実現していきます。
これで振り切った商品展開ができるようになります。
使い分け方はお客さま次第。是非有効活用していただければと思います。
新店舗の様子はこちらの動画をご覧ください。
オープンで発売する別注品についても少しご紹介させていただきます。
28,000yen+tax
以下、Leeのデザインチームの方からマニアックな説明文をいただきましたので転載します。
【S91-J】 主にレイルローダーに向け、1921年から現在に至るまで作成されている91-J LOCOMOTIVE JACKET(通称:ロコジャケット)
過酷な労働にも耐えうる、JELT DENIM(11.5ozながら、13.0oz同等の強度を持つ、Lee独自開発のデニム生地)を使用した屈強なボディに、 懐中時計を収納できるチェストポケット、幾通りにも留め替えられる袖口:SAFETY CUFF等が特徴である。
今回は、1942年から1945年に作成された、S91-Jを復刻。
LOTナンバーの頭につくSは、SIMPLIFIED=簡素化を意味する。
第二次世界大戦が激化し、物資統制が敷かれ、止む無く資材や仕様を削ぎ落している。
フロントボタンを5つから4つに、カフスボタンを片側3つから1つに、チェストポケットのボタンは無しに変更。
フロントポケットは4つから2つに減らし、従来トリプルであったステッチはダブルにして簡素化を行った。
本来、不本意であるはずの簡素化が、質実剛健なワークウェアにいい意味での抜け感をもたらしている。
23,000yen+tax
【101-Z “PIERROT PANTS”】
Leeの代名詞的モデルである、101-Z RIDERS PANTS 防縮加工の施された13.75oz左綾デニム、なだらかな湾曲を描くバックポケットの”LAZY S”ステッチ、 ポケット口のクロス・スレッド・リベット等が特徴である。
ロデオ大会の幕間ショーの際には、広告を兼ねてビッグサイズの101-Zを穿いたクラウンが登場し、会場を沸かせていた。
今回は、1950年代前半の通称”センター黒タグ”ピエロパンツを復刻。
レギュラー品に対してサスペンダーで吊るすためのボタンが追加され、 実用品ではないためコインポケットと左後ポケットは省略されている。
見栄を保つため、省略したポケット跡にはフェイクステッチが入れられており、それがこの製品の大きな特徴となっている。
L’ECHOPPE別注の当品番では、ベルトタブを追加し、 本来サスペンダーを止めるボタンを利用してウエストにタックを取れる仕様としている。
26,000yen+tax
【S91-LB】
Leeの商品では一番歴史の長い、1911年から現在に至るまで作成されている91-SB OVER ALLS。
過酷な労働にも耐えうる、JELT DENIM(11.5ozながら、13.0oz同等の強度を持つ、Lee独自開発のデニム生地)を使用した屈強なボディに、懐中時計を収納できるチェストポケットが特徴である。
今回は、91-SBの亜種に当たるLow-Back Overalls(S91-LB)を復刻。
SB(Shield-Back)に対して、LB(Low-Back)は背当て布が無いオーバーオールを意味し、 胸当てから背中にかけて、サスペンダーの様に吊るす仕様になっているものを指す。
LOTナンバーの頭につくSは、SIMPLIFIED=簡素化を意味する。 第二次世界大戦が激化し、物資統制が敷かれ、止む無く資材や仕様を削ぎ落している。
脇開きのボタンは片側2つから1つに、チェストポケットの作りは簡素なものに変更。
ヒップポケットの当て布はステッチと共に排除され、従来トリプルであったステッチはダブルにして簡素化を行った。
本来、不本意であるはずの簡素化が、質実剛健なワークウェアにいい意味での抜け感をもたらしている。
こちらの動画もご覧ください。
27,000yen+tax
今回で3回目となるGRAPHPAPER別注のシャツの再販ですが、今回から渋谷店のみでの展開になります。テーマであるベーシックに合わせて、トーマスメイソンの定番生地の中から選んだ3柄になります。毎回即完売のシャツだっただけに今回も足が早そうです。
詳しい商品内容については、こちらの記事をご覧ください。
6,800yen+tax
以前、ISーNESSのキシタさんが、L’ECHOPPEのスタッフの為だけに製作してくれたTシャツを、今回は販売用にご用意しました。オーバーサイズの裏返しボディにカレッジ風のL’ECHOPPEロゴ。IS-NESSらしさ全開でお届けします。
40,000yen+tax
こちらも皆さまお待ちかねのNEAT USA第3段です。新色多数でお届けします。是非こちらは動画をご覧ください。
24,000yen+tax
Blurmsさんで展開していた新型のマオカラーシャツがあったのですが、そのシンプルに削ぎ落とされたディテールに新しいシャツのスタイルを感じて、衿を一般的なレギュラーカラーに変更して誰にでも着やすいリラックスシャツを作りました。袖にはカフがなくて、長ければ適当に捲るか折り返します。サイズはかなり大きいのでワンサイズ。素材がしなやかなのでタックインしてもさほどゴワつきません。夏場はTシャツの上にサラッと羽織としても便利だと思います。
14,000yen+tax
blurhms ROOTSTOCKで、パックT用に作った生地があるという事で、早速L’ECHOPPE用に作っていただいたのがこちら。かなり身幅のたっぷりとしたフォルムで、FAT TEEと名付けました。ゆったりと着心地の良いTシャツを、少しリーズナブルに2枚パックしてお届けします。実は先月ぐらいに一度発売して即完売したものを、すぐにリオーダー掛けてオープンに間に合わせました。買い逃した方は是非。
7,000yen+tax
続いてこちらは完全に個人的な欲求で作ってしまったBlurmsさんのリンガーTシャツです。昔からリンガーTが好きで、古着屋さんに行けば必ずチェックしていたのですが、絶対にジャストサイズぽいものしか見つからないんですよね(そりゃ当たり前なのですが)。特に今は少しゆったりしたのを着たいじゃないですか。でもそんなのほぼ不可能。。。さすがに最近は諦めて探さなくなったのですが、先日発売したパックTの打ち合わせの時に、ふとその話をしたら、渋谷店オープン記念用に作ってあげてもいいよという事になり企画は進んでいきました。ネックのカラーはありそうでないであろう茄子紺のフレンチブルー。小学生ぽさもありますが(苦笑)、ゆったり着れる街着のリンガーTシャツが完成しました。
29,000yen+tax
COMOLIの小森さんと作ったドレスシャツ。発売当時のブログのタイトルは「記憶に残らないシャツ」。セッテピエゲ(7つ折り)のネクタイに合わせる事を想定して作りました。生地はコモリシャツで定評のある140番手の双糸を旧式のシャトル織機で織り上げたオリジナル生地を使用し、縫製はドレスの縫製ラインで丁寧に縫い上げられています。通常のドレスシャツよりはゆったりしているけれど、タックインできるぐらいの分量に留められていて、ふんわりした感じがとても良いです。サイズはドレスシャツと同じようにネックサイズ表記となっているので、ご自身のネックサイズを事前に測っておくとサイズ選びしやすいと思います。
以上、ザッとですが、発売商品のご案内でした。
L’ECHOPPE渋谷店
2020年7月28日(火)オープン ※入場方法については、L’ECHOPPE公式のインスタグラムにてご説明があります。
東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK SOUTH 2F
TEL:03-6712-5770