外苑前にあるギャラリーEUKARYOTEにていずれも1990年代生まれという若い作家二人の二人展「神の左手悪魔の右手」が開催されている。東慎也はペインティング、米村優人は立体作品を展示しているが二人の異なる作家の表現にもかかわらず作品が一緒に展示された空間は作品同士の相性がいいのかバランスのとれた展示となっている。まだ20代という二人の若い作家だが表現力は優れているし独創的であるとともに新しい創造への挑戦も感じられる。東慎也の絵画作品はかなり人気のようでほとんどが売約か既に売れてしまっていたが彼の色彩や表現には個性と同時に才能を感じた。何れにせよこれからがとても楽しみな若手作家の活躍は素晴らしいことだし今後ももっともっと自由に個性を生かして表現をしていってもらいたい。