青山にあるスパイラルにて桶田俊二・聖子夫妻のアートコレクションを展示した展覧会「OKETA COLLECTION : A NEW DECADE」が開催されている。世界中を周りたくさんの作品と出会った中で一目惚れのように惹きつけられた作品をコレクションしてきたご夫妻は2010年に草間彌生の作品と出会ってから現代アートのコレクションを始めたという。コロナウィルスの影響で美術館やギャラリーが休館したり限定的な形でのオープンしか出来ずアートフェアも延期や中止になるなどアートを身近に見る機会が失われてきた。今回の「OKETA COLLECTION : A NEW DECADE」は桶田夫妻が現代アートをコレクションし始めて10年目という節目に開催されると共に素晴らしいアートを見るという機会を与えてくれる絶好のタイミングだ。桶田夫妻のコレクションを見ていつも感心させられるのはそのコレクション作品の多様性とそれぞれの作家の代表的な作品を上手に選んでコレクションしている点である。会場にはコロナ対策として事前予約かその場で予約画面で入力すれば入場できるので是非足を運んでいただきたい。

草間彌生のインフィニティーネット。黄色が鮮烈である。

村上隆の作品も作家自身が描かれた実にいい一品を選んだと思う。

この奈良の作品も沢山のドローイングがコラージュされていて凄い。

スターリング・ルビーの陶器の作品。近年さらに人気の作家だ。

これもスターリング.ルビーの作品。色や構図が素晴らしい。

名和晃平のガラス玉を使った代表的な作品もコレクションしている。

サーニャ・カンタロフキーの大きな絵画もあった。好きな作家だ。

劇的なシチュエーションなのが不思議なヴィヘルム・サスナルの作品。

オスカー・ムリーリョの作品もかなりのサイズとパワーだ。

タラ・マダニの作品。不思議な光景だが印象的である。

ダニエル・リヒターの大きな抽象画も素晴らしかった。

シュテファン・バルケンホールの彫刻作品もあった。

ゲルヘルト・リヒターのペインティング。見事である。

五木田智央の巨大なペィンティング。迫力がある。

松山智一の作品は素晴らしいテクニックで精密に描かれている。

ピーター・ソールの作品。ユーモアのあるテーマである。

ハビア・カジェハの作品。日本のアートの影響が見られる。

マシュー・ディ・ジャクソンの作品はミックスメディアだ。

グラフィティー界の重鎮、フュチュラーの立体作品。

ロッカク・アヤコの作品も近年人気上昇中である。

ルビー・ネリのユーモラスな立体作品。面白い。

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