BLOG - フイナム編集部

水天宮、ビターな記憶と甘いモノ。

昨日は久しぶりすぎる快晴でした。前日の予報では雨だったけど、まさかまさかのベリーグッドなお天気! このところ、ずーっと雨だったので、晴れの感覚を忘れてしまうところでした。いやー、思い出してたら、テンション上がりすぎてブログの冒頭に名前を入れ忘れてしまいました。ワタクシ、村松でございます。

そんな日曜はワケあって東京・水天宮に行ってきました。

そもそもこの場所には思い出があって、実は数年前よく訪れていたんです。どういうことかというと、一時期、フイナムの編集をやりつつ、「繊研新聞」の書籍の編集に関わっていました。その内容はというと、さまざま媒体に掲載されたロンドンのファッションデザイナー83人のインタビューを一冊にまとめるというもので、2017年に刊行されました。書籍あるあるなんですが、作っている時はまぁ…予定通りにいかなくて、生みの苦しみとでも言えばいいのか、こだわりすぎて最後の最後は涙が出る思いだったけど、多様なデザイナーたちの生の声を届ける特別な一冊になったんじゃないかと思います。現在も「Amazon」で好評発売中ですので、気になる方はチェックしてみて下さい。

それで話を元に戻すと、「繊研新聞」本社がココにあって良く来ていたんです。そんな思い出に浸りつつ用事を済ませた後に立ち寄ったのが、甘味処「初音」。話題のカフェでトレンディなスイーツを食べるよりも、昭和ノスタルジー漂うこういうお店の方が個人的には落ち着くんですよね。そういえば似た感覚に、数年前からハマっている落語もあるのかも。

この老舗で定番のあんみつに加えて、何気なく注文したソーダ水は、名前に反してまさかまさかのメロンソーダ! でも生まれてこの方飲んできたどのメロンソーダより、大変優しい味わいで美味しゅうございました。

なぜかここで突然、甘いモノ・スイッチがビビッと入り、帰りにすぐ近くのこちらも名店「三原堂本店」でどら焼きと豆大福を購入。

水天宮という意外な場所で、ビターな記憶と甘いモノにたっぷり浸った日曜でした。

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