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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

ルーズフィット

 数日前からちらほら聞こえてきたセミの声。今朝は家の近くにある木々からも届くようになってきた。セミの声が聞こえたら盛夏である。

 今日はあいにくの空模様だが、これから気温はどんどん上がっていき、人々の服装はどんどん軽装、というかはぎ取られていく。童話「北風と太陽」ではないが、旅人の服を脱がすのは太陽光なのだ。

 昨年から原則的に仕事中はショーツを履かない運動をひとりで実践してきた。とくに理由があったわけではないが、ホワイト・マウンテニアリング・ワードローブの平織コットンのEGパンツが涼しげで(実際もそう)、パワーローテーションしている。濃紺と黒。自分でも色の違いがわからないくらい近似色だが、ウエストの紐の色で判断する。人から見ると毎日同じパンツ履いてると思われるが、実はテレコに履いてるのですよ。

 それがだいぶすれてきたので、今年のモデルを買いにお店に行ったらニューモデルは時代に合わせてだいぶ太くなっていた。タックまで入っている。中学生時代に履いていたボンタンみたいじゃないか。

 なんとなくトレンドはルーズフィットになってきているのは承知している。しかしついに目が慣れたのか、自分も選ぶ服のサイズ感がどんどんルーズ化してきている。この勢いで行くとソックスもルーズになるかもしれないくらい、シャツもパンツも巨大化してきた。

 ちょっと気をつけないとなとは思いつつ、ぶかぶかな服を着ようと思う2020年オリンピックが延期された夏です。

 その方が涼しいしね。

 

 

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