BLOG - フイナム編集部

ジオラマボーイ・パノラマガールって良いタイトルですよね。

はいどうも、編集の石井です。
『ジオラマボーイ・パノラマガール』ってタイトルがもう最高。内容見なくても面白い感じプンプンする。『くちびるから散弾銃』も響きがおしゃれ。岡崎京子ってワードセンス抜群ですよね。

今年の5月に映画化が発表されて以来、その続報が気になっていた『ジオラマボーイ・パノラマガール』。一昨日ようやく主演キャストが明らかになりましたね。山田杏奈さんと鈴木仁さん。勉強不足でおふたりのことを詳しく存じ上げないのですが、どんな演技をしてくれるのか楽しみです。カリスマ漫画家の人気タイトルですからプレッシャーも相当でしょう。頑張ってください。

さて岡崎京子。ぼく自身、熱狂的なオカキョン信者というわけではありませんが、世代のせいでしょうか、やはり気になる存在です。マンガ好きやサブカルを少しでもかじってる人からすれば岡崎京子は一般教養みたいなもので避けて通れない道ですし、知らないとモグリ扱いされちゃう怖い存在でもあります。乗り遅れてはなるまいと学生の頃に一通り読んだもんです。とまあハスッた言い方をしていますが、どれも間違いなく面白いマンガで好きなんですけどね。ただなぜか昔から素直にオカキョンを好きと言えないのは、自分が捻くれているからでしょうか。

それにしても一昨年の『リバーズ・エッジ』や昨年の『チワワちゃん』、そして今回の『ジオラマボーイ・パノラマガール』と立て続けに映画化される岡崎京子マンガ。どれも20〜30年前の古いマンガなのに現代でも熱烈に受け入れられているってすごいことですよね。確かにいま読み返しても古臭さを感じないし、全然読めちゃうどころか現代のムードにも当てはまるような内容だったりします。うーむ。時代や環境が変われど、人の本質的な悩みや痛みは変わらないということなのかな。

そうそう、社内で岡崎京子のことを“オカキョン”って呼んでいたら「?」ってリアクションがありました。当時はそう呼んでいたような気がしたんですが、あまり馴染み深いものではないのかな? 余談ですが、フリッパーズギターの呼び方は“フリッパーズ”派と“パーフリ”派がいました。ぼくの肌感では、ファン度が濃い女性、もしくは初期から追ってる方は“パーフリ”と呼んでいるような気がします。年代による境目とか通ってきた文化の違い、あるいは土地柄の違いで呼び方が異なるのかな。マックとマクドみたいな。“パーフリ”と“フリッパーズ”の境目が気になる。ちなみにはぼく“フリッパーズ”と呼んでます。

 

 

 

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