朝のんびり本を読んでいたら、ALSOKから緊急電話。族が侵入したかもしれないから110番通報していいですか、と。昨年ちょっとした事件があったから少しはナーバスになる。
その事件後に備えた秘密装置を使って何があったか確認できたが、なにかと物騒な世の中である。
世界はまだコロナと戦っているし、アメリカはそれに加え差別問題と戦っている。
一昨日夜、突然目がさえて朝にかけてスパイク・リーの「ドゥ・ザ・ライト・シング」をおよそ30年ぶりに観返した。忘れていたが、この映画とまったく同じことがいまもアメリカで進行中なんだなとどうにもやりきれない思いになる。差別問題を無くそうと誰もが言うが、そう簡単にことは運ばないというのは歴史が証明している。
馬に水を無理に飲ませることはできないように人の考えを変えることはできないのだから、行動を制限する明文化されたルールを作るしかないようにも思える。話し合って解決したいけど、最低限のコミュニケーションだって難しい人もいるし、最初から好戦的な人はそもそもそれが不可能だ。
要するに性善説か性悪説のどちらにポジションを取るか。
前者がいいには決まってるんだけどね。