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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

女帝 小池百合子

 話題の「女帝 小池百合子」(石井妙子著・文藝春秋刊)を読んでいる。

 著者や証言している人たちの言うことが本当であるなら(たぶん本当なんだろうが)、ものすごい話である。

 著者は、小池がカイロ大学を主席で卒業したという自分の話から現在の小池百合子ができたと言明する。その前提が作り話だったら。そんな話が仮名の人々の証言で支えられていく。評伝としては破格の面白さ。みんなが面白いと絶賛するのもうなずける。

 石原慎太郎との因縁もここからだったのかというシーンはまるでドラマのよう。

 本人はいまのところ、この本についてコメント出していないもよう。嘘であれば名誉毀損とかで訴えられるレベルだが、そこは違う事情があるのかもしれない。

 都民は全員読んだ方がいい。自分らの首長であるからね。

 個人的にはこの人の上昇志向と運の良さにあっぱれというしかない。この人の運の良さを我ら東京都民にも分けてください。

 

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