BLOG - 大城裕介(Greening co.,ltd / ADRIFT)

「In-N-Out …」

僕らは、モノを買ったり集めたりする世代で、洋服 や 本、レコード、CD、ステッカー、おもちゃ…などなど、
所有する喜びを大切にしすぎていて、出入が少なく。
入れて、入れて、入れて、できれば出したくない…、そんな状態で30年以上の時を「経て」きた。

近年、断捨離的な流れが多くうたわれて、ヤフオク や メルカリ で個人売買なんて、当たり前。

しかし、僕ら世代はその場がフリーマーケット(公園)でするのが当たり前、
人と人のやりとりの中の売買が 楽しい のを知っている。
だから時間はすごくかかり、捨離感はほとんど無いに等しくむしろ増えたりしちゃうw

それは、自分の拘りを知りスタイルが生まれ、自己形成された大きな要因であるので、
今となっては良かったと思えるけれど、僕はモノを集めがちの「取って置くスタイル」だった。

しかし、近年、家庭内事情が 結婚、引っ越しを機に変化、必要に迫られる
「その時」
が、ヒタヒタと押し寄せて来て大きな問題となっていた。

まずは、大量の「レコード&CD」
気づけばその数、シングル・アルバム合わせて 数千枚程…。
「どうすんの?」
「どうにかします」
と言いながら、のらりくらり数年…、子供が奥さんのお腹に出来た時、
ついについに「その時」がやってきた…。

さよならの時、それは自分が変わる時…。
大袈裟だけど、身を切る思いで泣く泣く「disc union」へ大量放出。
『ブッバー!!!』
「おっ!!!」
なんだか、意外とその感覚は心地よく「スッキリ」としていて癖になる感じ。

しかも、超厳選したためか、今の自分を見直す良い機会となり、
男親として子供に聞かせてやりたい モノ までしっかりと見えてきたので驚き。
スペースも確保出来た為、少しくらい増えたとしても気づかれる事なく、
また、入れる事ができているではないですか!!!

まさに、「In-N-Out …BAKA」

こんな風にして、また人生の後半戦の新たな旅が今はじまり、それをネタに
こうやって BLOG まで書かせていただいているのですから、感謝しかありません。


モータースポーツが好きすぎて、中古屋でわずか ワンコイン だったのでジャケ買いした、
アルバム「EXHAUST BEAT」
よくよく見るとメンツも内容もすごかった  Packer – Kylyn という曲は中でも最高です。

お時間ある時に、どうぞ!

大城 裕介(オオキ ユウスケ)

 

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