その昔、スマホがなかった時代。電車に乗るときに何か読むものがないと落ち着かなかった。小説か漫画、あるいは週刊誌、なんでもよかった。駅のキオスクで何か買っていた。
月曜はポスト、現代、木曜は文春、新潮。月曜刊はたまにしか買わなかったが、木曜は2誌とも欠かさず買っていた。これはもう習慣で、最近までずっと続いていた。dマガジンにこれらの週刊誌が入り、頻度は減っていまはもはや買うことはない。
サンデー毎日が来年春で休刊するというニュースを読んでちょっと寂しい気持ちになった。dマガジンの中でいま最も楽しみに読んでいるのがサンデー毎日だから。
連載陣がとてもいい。高橋源一郎、高村薫、青木理、牧太郎(敬称略)など自分の思想信条に近い人たちの文章は心地いい。
これまでサンデー毎日を買ったのは、新幹線に乗るときに他に選択肢がない時だけだった。お金を使っていないのに寂しいだの残念だのいう資格はないのはわかっている。本当にすみません。
しかしこれも時代という一言ですませていい話ではない。何かやれることはないのだろうか。
ところで先日新聞にいまの小学生の3割は漫画も読まないという記事があった。活字離れというが、彼らもスマホで文字は読んでいる。もちろん利用のほとんどは、動画やSNSが中心だと思うが。
彼らが大人になるころには、出版というかエンタメというか、そういうのすべてひっくるめていまとはまったく違う世界になってるんだろうな。