今年は冬至明後日22日。日曜日ということもあって早稲田の穴八幡宮は多くの人出になりそうだ。以前もこの欄で書いたけど、冬至と土曜が重なった年、朝7時くらいに着いたら場外まで長蛇の列。仕方ないので並んだが3時間以上かかった。読みかけの文庫本を持っていたので並びながら読んだら読了し、さらに時間が余ったのでまた最初から読み返した記憶がある。スマホが出現する前の携帯時代。いまならスマホのkindleアプリでどんな本でもダウンロードできる。というか別に本でなくてもいいか。スマホならニュースだろうが、雑誌だろうがなんでも読めて時間を潰せる。
冬至は太陽の力が最も弱まり、翌日から復活する。これは世界に共通する考え方で穴八幡宮の一陽来復も近い。一日づつ陽が強まっていくと福も訪れるというものだ。
イギリスのストーンヘンジは、冬至の日に太陽が沈む南西へ向けて建てられているとか。やはり古代この地に住んでいた人たちもこの日が特別な何かがある日だと考えていたんだろうね。もしかするとなにかしらの儀式がおこなわれていたのかもしれない。
我々の儀式は柚子湯に使ってかぼちゃを食べる。そして穴八幡宮に並ぶ、のである。