BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉46日目

◎12/28(日)本日の支出計2,542円

・スーパーで食料品 2,542円

 

昼間に久しぶりに買い物に出ると、街がすっかり年末モードになっていた。街から少し人が少なくなったような、年末独特の東京の空気を感じる。図書館が年内最後の開館日だったので、予約していた本を受け取りに行く。図書館もいつもより混雑していた。

本当は26日までに終わらせたかった案件の〆切を伸ばしたので、それに取り掛かるが思っていたよりも時間がかかる。今日終わらせようと思っていたが、バイトの時間が近づいてしまい打ち切る。夕方から2ヶ月ぶりのバイトへ。店はすっかり年末一色で、どのお客さまもお正月飾りを買っていく。ひと家族の会計金額が2万円を超えることもザラで、物価上昇を強く感じる。どの食料品も日用品も本当に値上がりしているし、レジでお客さんと餅が急に高くなったね、と話もした。足元の国民の物価高対策に国はなぜ予算を割いてくれないのか。なぜ防衛費に予算を費やすのか。給料やボーナスが上がっているのはほんの一部の大企業の話であり、大多数の人がなぜ給料が30年もこの国は上がらないのかと考えているはずだ。お米券の話も出ているが、先日の地元紙でとある自治体の担当者が「国は自治体に丸投げで何も考えていない」という発言をしていた。お米券を発行して送る手間、かかる手数料を考えると自治体は苦しい。もっとマシな政策が考えられないのだろうか、と憤りを通り越してしまう。来年こそもっとマシな未来になっていますように。と祈るしかない。

 

◎いま読んでいる本・雑誌

・片手袋研究入門ー小さな落としものから読み解く都市と人(石井公二/実業之日本社)

 

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