BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉39日目〜45日目

BOOK TURN SENDAIでは出店者にオリジナルのチロルチョコが配られた。購入したBEACONの最新号と偶然同じ色。

◎12/21(日)本日の支出計13,430円

・電車代 347円

・コンビニでごはんなど 853円

・雑誌2冊 2,980円

・仙台-郡山 片道バス代 2,500円

・宿泊費 6,750円

◎12/22(月)本日の支出計2,985円

・電車+バス代 747円

・喫茶店でランチ 1,300円

・パン屋でパンと焼菓子 710円 

・コンビニで食料品 228円

◎12/23(火)本日の支出計0円

◎12/24(水)本日の支出計0円

◎12/25(木)本日の支出計2,400円

・スーパーで食料品 2,400円

◎12/26(金)本日の支出計1,767円

・ドラッグストアで漢方薬 1,767円

◎12/27(土)本日の支出計0円

 

風邪を拗らせて休養していたため、1週間分まとめて更新。

先週の日曜は、BOOK TURN SENDAIに出店するため始発のバスで仙台へ。

車窓から朝靄がかかったような街並みをずっと眺めていた。しかし、この時点でも鼻水が止まらず。まさかこの後しばらく休むことになろうとは想像していなかった。つまり、鼻風邪をかなり軽くみていたのである。

会場に到着したのは昼過ぎ。すでに残りあと4時間を切っていて、風邪により体力も落ちていたため、会場を精力的に回ることができずにほとんどブースにいた。幸い、話したかった人たちは近くのブースにいたのでうれしかった。会場はとにかくものすごい人で、熱気がムンムン。うちの雑誌たちは正直大きな売上につながらなかったが、間借りさせてもらったブースの発行物はなんと完売。もっと在庫を持ってくればよかったね、と言い合った。発行から数年経っているが、つくり手たちと直接話せるからこそ数字に繋がったのだろうか。

今年は、2018年に店を始めてから一番イベント出店をした年であった。にも関わらず、イベントごとの売上がなかなか思わしくなかった。1日だけ、時間換算して1日あたりの売上を更新した日があったことは救いだったのだが。雑誌に興味を持ってくれた方にどのようにアプローチして、どんな会話を展開していくのか。そこがきっと弱いのだと思う。雑誌たちと、興味を持ってくれた稀有な方との距離を少しでも近づけたい。来年の目標だ。

イベントが終了後、郡山市へ移動し、ドーミーインにチェックイン。M-1の決勝の日であることを忘れていたのだが、ドーミーの食堂へサービスの夜鳴きそばを食べに行くとM-1が放送されていた。食堂のテレビはどこのドーミーもいつもNHKである。M-1がいかに国民的行事であるかを突き付けられた気がした。

翌日は、以前からとある図書館の司書さんにおすすめされていた須賀川市の図書館へ。

須賀川市民交流センターtetteという名称で、公民館の役割も果たす複合施設の中に図書館が入っている。近年流行りの形態ではあると思うが、ここは独自性が秀でていた。「全館図書館」と謳う通り、本当に館内の至るところに本棚がある。こんな図書館見たことがない。企画展示の数も大小含めるとかなりあり、2019年の開館時からこのクオリティでの展示をずっと維持しているそうだ。本棚にも企画にも痺れまくり、ひたすらメモをとる。メモだけで2,000文字になってしまい、いつかちゃんとまとめるぞと気合いを入れる。

昼には近所の喫茶店へ。昔からあるお店らしく、幅広い年代の地元客が途切れずにコーヒー豆などを買っていく。冬至だったので、ランチメニューの小さなおかずにかぼちゃのいとこ煮がでてきてうれしかった。深煎りのコーヒーも美味しくて大満足。店で「マメタイムス」という地元紙を読んでいたら、近所のパン屋さんが大会で技術を認められて受賞したという記事があり、徒歩30秒ほどの場所にあったので帰りに寄る。地元紙を読むとこういう出会いがあるからやめられない。

その後も図書館で棚を片っ端からずっと見ていくが、時間が足りなくなることに気づく。最後の方は駆け足で名残惜しく退館。もう一度来なくてはいけない場所となった。

帰りもバスで新宿へ。夜自宅へ到着し、早めに就寝。

そして火曜。連日止まらない鼻水がまだまだでてきて、頭がぼーっとしてきてしまい何にも手をつけられない。熱があるわけではないのだが、鼻水だけでこんなに辛くなるとは。水曜、木曜になってもさほど変わらず、納めるべき原稿が書けてなくてやばい。でも頭が回らなくて連絡できない、どうしよう、と思いながらずっと横になる。食料を切らしそうだったので、木曜はなんとか買い物へ出向いたが、それだけで体力を奪われる。残りの体力で、〆切が過ぎそうな関係先へようやく連絡する。鼻風邪を甘くみては本当にダメだということを学んだ。1年のツケが回ってきたのかもしれない。気を引き締めなくては。

昨日ようやくマシになり、頭が働くようになってきた。ヘルス・グラフィックマガジンの「かぜ」特集号を読み、漢方薬を買いに行く。そしてさらに各所へ連絡して、途中だったものを始動する。年末の忙しい時期に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく、ちょうど店の注文も重なっていたためお客さまへもお詫びの連絡を入れる。

そして今日、設定した〆切を伸ばしてもらった原稿を2本納める。1本は構成に苦労して時間がかかってしまったが、納められて本当に安心した。途中友人からうれしい連絡が数本舞い込む。風邪の後のご褒美のように感じた。年末年始に向けて、やるべきこと/やりたいことを洗い出す。明日からは2ヶ月ぶりのバイト。もうひと踏ん張りである。

 

◎いま読んでいる本・雑誌

・やまなしサウナ巡礼 Vol.1(ranta sauna発行)【読了】

・みちのり 2025冬(みちのりホールディングス発行)【読了】

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