BLOG - 高山かおり(Magazine isn’t dead. 主宰/ライター)

ひとり〈消費生活〉12日目

◎11/24(月)本日の支出計7,266円

・映画会場までの往復バス代 1,920円

・映画鑑賞代 1,500円

・土産物屋さんでグミ 86円

・居酒屋でごはん(3人で割り勘) 3,760円

 

観たいと思っていて機会を逃してしまった能登デモクラシーの上映会があることを地元紙で見つけ、隣町までバスで向かう。マイナーな映画なので、どのくらいの人が集まるのだろうと思っていたが10名くらいしかいなかった。おそらくみな町の住民のようでご高齢の方ばかり。町の書店の方が個人で上映会を企画しているようだったので結構な負担をされていると思うのだが、今回ではその方が大半を負担する形になったのではないだろうか。内容からして、もっと興味がある人がいそうだとは思うのだが上映会自体が知られていないのか、3連休の最終日だったからなのか。特に若い世代や自治体関係者、報道関係者と見受けられそうな人がゼロであったのが気になった。映画が知られていないだけなのだろうか。とてももどかしさを感じる。地元には映画館が1館しかなく、こういう映画はまず上映されない。非常に貴重な機会であり、上映会に踏み切ってくださったことに心から感謝した。どうか上映された方の心が折れていませんように。

町まで戻る帰り道、ちょうど夕暮れ時と重なり、空の移り変わりをじっと眺めながらバスに揺られる。空気が冷たいからか、毎日星もよく見える。

夜は高校の同級生とごはん。10年以上は会っていなく、本当に久しぶりの再会。地元で仕事をするようになって一番うれしいのは、同級生たちとの縁が復活したことだ。不思議と全然会っていなかったようには思えなく、安心感が強い。これまであったあれこれやいまどんなことをしているのかを延々と話す。年末にみんなで集まる予定とのことで、私は行けないので写真を送ってもらう約束をする。

◎いま読んでいる本・雑誌

・青い壺(有吉佐和子/文春文庫)

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