
104GALERIEで開催されている、
髙橋盾さんの個展を拝見しました。
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〈アーティストステートメント〉
今回の個展のコンセプトは、私がUNDERCOVERでデザインし創り上げてきた過去のショーのイメージから着想を得ています。
毎シーズン異なるテーマとデザインで表現してきたショーの中の人物たちは、いわば違う星で産まれた自分の子供のような存在です。
ショーが終わり私の元を離れた彼らにもその後の人生があり、その物語を想像する自分がいます。
そんな私の子供たちの物語を絵の中から感じ取っていただけたら嬉しいです。
ー 髙橋盾
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“CHILDREN”という言葉選び、
その後の物語を想像するという行為…
一度生まれたクリエーションを、
長く愛すべきものとして捉える、
そんな静かな意志を感じました。
ファッションへの強い愛情と、
“文化” としての深みが伝わる、
素晴らしい展覧会でした。
TITO