
◎11/19(水)本日の支出計4,329円
・羽田空港までのバス+電車代 745円
・羽田空港でお土産など 2,484円
・空港から自宅までのバス代 1,100円
約2ヶ月ぶりの北海道へ。羽田空港は比較的空いていて、買い物や保安検査場の通過などすべてがスムーズに進んで快適だった。しかしまもなく搭乗開始というときに、搭乗口からパイロットやCAたちがずらりと出てきて何事かと思っていると、搭乗口変更のアナウンス。搭乗案内直前に機材繰りをすることになったらしい。初めてのケースだった。バスラウンジへと集団で引き返すことになり、いい散歩になった。バスからの搭乗だと、飛行機までバスで揺られる道中に、地上で働くたくさんの人の姿を見ることができ窓から目が離せなくなる。
到着すると気温は2度だったが、そこまで寒さは感じなかった。陽が当たってきらきらした畑の土を眺めながらバスは街中へと進む。まるで雪を待っているように見えた。防風林たちもすっかり葉が落ち、冬景色の第一歩の様相。
機内誌『rapora』の今月号(11月号)は温泉特集。今までありそうでなかった特集だ。鉄板すぎて逆にやらなかったのかもしれない。地元紙で毎日ミニコラムが載っているのでここ半年ほど文章をずっと読んでいた温泉ライターの高橋一喜さんが道内の温泉の楽しみ方を10ページにわたって紹介しており、ニッチなところからよく知られるところまで、バリエーションの幅広さはさすがだった。ふく井ホテルやアサヒ湯も紹介されていたことがうれしい。帯広に来る人へは絶対におすすめする温泉だ。高橋さんがなぜ温泉に魅せられたのかまで掲載され、あまりの温泉好きに札幌に移住したとあり、その人となりもよく見えるいい特集だった。
1本コピーとテキストを納品し、久しぶりにのんびりと夜を過ごす。同郷でライター仲間でもあるののかちゃんの『わたしと服(と身体)』がとても面白い。なぜその服を購入したのか。服を大切なパートナーとし、拠り所としているののかちゃんのこれまでの人生が詰まった本。服を選ぶことは、生き方の選択をすることなのだとも思う。自分のこれからに迷っている人に読んでほしいエッセイ。
◎いま読んでいる本・雑誌
・わたしと服(と身体)(佐々木ののか/自費出版)
・青い壺(有吉佐和子/文春文庫)