BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

板わさ好きです

 忘年会やら新年会の予定やら予約やらをしながら年の瀬が迫っていると感じるこの頃だ。今朝は来年4年ぶりに催される社員旅行の幹事や行き先をぼんやりと決めた。当社アパレルチームは来年の秋もののモノづくりに余念ないし、我々も来春のキャンペーンなどの提案などを企画しはじめている。

 今年も早かったですねー、というのはもはや天候の次に続く定番挨拶。上のように先のシーズンのことを企図していればそうなるのも当然だ。聞いた話では、おせち料理は夏の盛りから秋に向かって作り冷凍するそうだ。冷凍技術の発達のおかげだそうである。これにより閑散期の人的コスト、そして材料仕入れも容易になりいいことづくめ。冷凍おせちを食べさせられるこちらはあまり嬉しくないけれどこれが令和のスタンダードである。

 おせちと言えば我が家もそうした冷凍おせちをデパートなどで注文してきた。しかし今年のお正月のおせちがなんだかいまひとつで食べるものがなかった。結局好きなものを好きなだけ買って食べるのがいいねということで次のお正月はアラカルトであれこれ買ったり作ったりしようということになりそうだ。個人的には栗きんとん、かまぼこ、黒豆、田作りがあれば十分。他のおかずは無くてもいい。冷め切った鯛の塩焼きとか伊勢海老とか要りますか、って感じ。

 かまぼこに関して言えば、以前サンフランシスコに行った時にコーディネーターをしてくれたSくんから小田原は鈴廣の「一(はじめ)」というお正月向けだけに作っているかまぼこがとても価値があると聞いた。むろん期間数量限定のやつ。その頃は小田原のお店に取りにいかなければ手に入らないものだったが、近年はECでも買えるようになった。紅白の日本セット300本限定で税抜26,000円。ちょっとたじろぐ価格設定だが、職人が手作りでこれ以上ないくらい丁寧にいい材料だけ使って作っているものらしい。実はまだ食べたことがない。例年注文を忘れて気づいた時には時遅しだ。

 今年は今週11月15日土曜日から注文が開始させるらしい。果たしてどれくらいの争奪戦になるのか見当もつかない。瞬殺なのかな。

 ちなみにSくんはこの鈴廣の跡取りである。たぶんいま別の仕事をしていると思うけど。

 一切れでいいから食べてみたいね。

 

 

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